寝る向き
胸焼けや体調がすぐれない時
寝る向きによって悪化することもあるんです。
胃の構造上、右向きに寝ると胃液が逆流しやすくなるので注意が必要です😱
左側を向いて寝る場合
食べ物は胃腸を通る時に、左から右に流れていきます。
右向きに寝ると食べ物が腸に向かいやすくなりますが、一方でその構造上の理由から、逆流性食道炎がおきやすくなるというデメリットがあります。胃の形は左右対称ではなく、右向きに寝れば腸だけでなく食道にも食べ物が戻りやすくなってしまうからです。食べ物と同時に胃酸が食道に流れ込み、食道に炎症を起こす危険性がでてきます。
左向きに寝れば胃のふくらみの部分に食べ物が収まるため、逆流性食道炎がおきにくくなります。ただし、腸に食べ物が流れづらくなり、消化機能の妨げとなる場合があります。
右側を向いて寝る場合
健康的な消化器を持つ人や、胃下垂の人は右側を向いて寝る方が良いとされています。
メリットとデメリットは左向きと逆になりますが、健康な人であれば、下部食道括約筋がしっかりと働き、胃液や胃の内容物が逆流して食道にダメージを与えないといわれています。
下部食道括約筋とは、食道と胃のつなぎ目にある筋肉のことで、胃や食道が弱っていると、この筋肉の働きが衰えた状態になり、食べた物が逆流しやすくなります。
一般的に、右側を向いて寝る方が、食べ物が腸に流れやすくなるため、消化不良がおきにくい等のメリットがあります
体調がすぐれない時は一度、左向きに寝ることを
意識してみてください🌝🌟